慰謝料とは、精神的苦痛に対する損害賠償金のことをいいます。
配偶者が不倫・浮気をしていた場合、一定の要件を満たせば、配偶者又は配偶者の不倫・浮気相手に対して、慰謝料（不貞慰謝料）として損害賠償請求が認められます。反対に、配偶者がいる相手と不倫・浮気をして、それが不倫・浮気相手の配偶者にばれた場合は、高額な不貞慰謝料を損害賠償請求されるリスクがあります。
また、配偶者が有責行為（不貞行為、暴力行為、悪意の遺棄、一方的な性交拒否など）によって夫婦関係を破綻させ、離婚に至った場合には、離婚によって生じた精神的苦痛に対する慰謝料（離婚慰謝料）が認められます。
以下では、不倫・浮気による不貞慰謝料を請求する場合、又は請求された場合の流れ、不貞慰謝料の相場、並びに配偶者の有責行為によって離婚に至った場合の離婚慰謝料の基準及び相場について、解説いたします。
離婚・男女問題