第30回日本産業衛生学会全国協議会/教育講演/小里・野崎弁護士
第30回日本産業衛生学会全国協議会(会期:2020年11月20日(金)~30日(月))におきまして、当事務所の小里弁護士及び野崎弁護士が教育講演「産業医の役割と損害賠償責任」を担当し、事前収録した動画がオンデマンドにより配信されました。
本学会は新型コロナウイルス感染症への対策として、鹿児島市での現地開催は中止となり、オンラインにて開催されております。
働き方改革関連法により、2019 年4 月1 日から「産業医・産業保健機能」と「⾧時間労働者に対する面接指導等」が強化され、労働衛生管理における産業医の役割と責務はさらに重大なものとなっており、これらの職責の拡大に伴い、産業医の法的責任が認められるおそれが高くなることが懸念されます。
本講演では、①産業保健制度における事業者及び産業医の役割及び責任を再確認し、産業医が問われ得る法的責任を考察した上で、②裁判例に基づいて労働衛生管理における第一次的な責任を負う事業者の損害賠償責任について検討し、③さらに産業医に損害賠償責任が認められる可能性とその対処方法を検討した結果を報告しています。
【日時】
2020年11月20日(金)~30日(月)
【教育講演タイトル】
産業医の役割と損害賠償責任
【参考サイト】
公益社団法人日本産業衛生学会